防音材の適切な選び方~遮音シート編~

遮音シートのあれこれ

当サイトは防音材を取り扱う通販サイトとなりますが、ホームセンターや他のネット販売では取り扱いのない、産業用・工務店向け用の本格的な素材と製品を取り扱っております。防音対策10年のプロが対応しておりますので、メールでのお問い合わせも遠慮なくお申し付けください。

 

適材適所

さて、防音材を検索すると多種多様な素材・価格・仕様の製品がピックアップされます。コストを抑えた方がいいですが、まずは対策目的により少しずつ絞り込んでいくと製品比較がしやすいですね。「防音材」で検索すると「遮音材」「吸音材」「防振材」等が出てきて、どれが防音材かまよってしまいますよね? 実はこれらすべての製品が防音材にカテゴリーされますが、性能や素材はすべて異なります。

例えば、マンションで隣室の声が聞こえやすい場合には、「遮音シート」を取り付けるのが有効です(さらにコスト低減ですと石膏ボード3重張りですが、この選定も後ほど記載いたします)。遮音シートもアスファルト製、ゴム製、樹脂製など素材のがあり、さらに重量(㎡辺りで検討)が重いほど遮音性能が高くなります。

お部屋の壁に石膏ボードを3重張りする方がコスト的には安くなりますが、接着工法の時間や、ボードの扱い方(割れやすい)等、DIYをするにしては若干扱いにくい部分があるため、ある程度軟質性のシートの方が扱いがしやすいです。また、重量に於いての遮音性能(質量則といいます)は、同じ重量の素材よりも遮音シートの方が優れている傾向にあります。このことから、使用する場所によって、素材選定をすると効果的に対策ができるわけです。

アスファルト製は硬質なので、床などに有効ですし、ゴム製、樹脂製は軟質性のため、壁への取り付けが向いています。ただし、床暖房や夏場の温度がこもる場所に使用する際は、床の温度によって変形したり歪んだりする場合があるので、避けていただいた方が好ましいです。

当サイトでは、樹脂製の遮音シートを取り扱っており、カッターで切断できる仕様です。巻きでの納入のため、保管場所も省スペースで、場所を取りません。使用方法としては、壁に対し、タッカー止め、ビス止めで設置できます。さらに遮音シートと遮音シートを、隙間がないように重ねていただくと音漏れが少なくなり、より効果的です。

防音材の扱い方は、「目的で絞り込む」で、検索し参考にしてみてください。

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