室外機対策よくあるお問い合わせ

こんにちは、サイレントプロバイダーのMです。

今年の夏も厳しい暑さが続き、エアコンを長時間使用する機会が増えています。

それに伴い、室外機の運転音について「近隣から指摘を受けた」「夜間になると音が気になる」といったお問い合わせも多くいただきました。

室外機の騒音対策には、防音壁を設置する方法や振動を抑える方法があります。ただし、音の原因によって効果的な対策は異なります。

今回は、室外機の騒音を抑える際に知っておきたい基本的な考え方をご紹介します。

1.室外機の騒音対策は、音源の近くで行う

室外機の騒音を抑えるうえで効果的なのは、できるだけ室外機に近い位置で音を遮ることです。

音は室外機から離れるほど広い範囲に広がっていきます。そのため、住宅の敷地境界付近に防音壁を設置するよりも、音源である室外機の近くを囲った方が、比較的小さな範囲で対策できます。

ただし、室外機を完全に密閉してしまうと、排熱がうまくできず、エアコンの効率低下や故障につながる可能性があります。

室外機の吹き出し方向や吸い込み口を確認し、空気の流れを妨げない形で防音壁を配置することが重要です。

また、点検や修理ができるように、メンテナンス用のスペースも確保しておきましょう。

2.手軽に試せる制振シート

自宅の室外機で手軽に試しやすい方法として、室外機の外装部分に制振シートを貼る方法があります。

制振シートは、金属板などの細かな振動を抑えるためのものです。室外機の外装が振動し、「ビリビリ」「ブーン」といった音が発生している場合には、音が小さくなる可能性があります。

一方で、ファンの回転音や風切り音、コンプレッサー自体から発生している音は、制振シートだけではほとんど抑えられません。

そのため、制振シートが効果を発揮するかどうかは、実際に試してみなければ分からない部分があります。

貼り付ける場合は、吹き出し口や吸い込み口、排水部分などを塞がないように注意してください。

3.振動音と空気中を伝わる音は対策が異なる

室外機の騒音には、大きく分けて「振動による音」と「空気中を伝わる音」があります。

室外機の脚や設置台から建物へ振動が伝わっている場合は、防振ゴムや制振材による対策が有効です。

一方、室外機のファンやコンプレッサーから発生した音が周囲へ広がっている場合は、防音壁などで音の進行方向を遮る必要があります。

防音壁を設置しても振動が建物に伝わっていれば、室内では音が残ることがあります。

どちらが原因なのかを確認したうえで、対策方法を選ぶことが大切です。

4.防音壁は室外機より一回り大きくする

室外機の前に防音壁を設置する場合、防音壁の大きさが室外機とほぼ同じでは、音が壁の上や左右から回り込んでしまいます。

設置条件にもよりますが、室外機より一回り大きいサイズの防音壁が必要となります。

また、室外機と防音壁の位置関係だけでなく、音が気になる住宅や窓の方向も確認する必要があります。

室外機の台数、設置場所、周囲の建物、必要な換気スペースによって、適した防音壁の寸法や形状は変わります。

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