遮音材+吸音材の組合わせが効果的な理由

皆さんこんにちは。サイレント・プロバイダーです。

当サイトは、防音材を取り扱う通販サイトとなりますが、ホームセンターや他のネット販売では取り扱いのない、産業用・工務店向け用の本格的な素材と製品を中心に、音でお悩みの一般の方でもご利用いただける一流の製品を取り扱っております。

吸音の大切さ

防音は吸音、遮音、防振、制振の4つの要素があります。

吸音とは、音を吸って跳ね返さないことをいいます。対する遮音は音を遮って通過させないことをいいます。例えば、スタジオや布団の中など音が非常に跳ね返りにくい環境は吸音がとても高い状態と言えます。ウレタンやグラスウールを壁に貼っているスタジオも布団の中で大声を出しても反響しないのは、それぞれの素材の表面は繊維のため隙間があり、音が中に入っていくことができるため吸音となるのです。

反対にトンネルやお風呂場などはでは音が跳ね返りとても反響しやすい空間では吸音がとても低い状態といえます。トンネルはコンクリート、お風呂場は樹脂製パネルやタイルと言った素材のため空気が入り込む場所がないため音も同様に内部に入って行かず遮音となります。

▲柔らかいため、形状に合わせて設置できます。

効果的な防音の為には「遮音」と「吸音」の両方が必要

上記で挙げた二つの効果「遮音」と「吸音」。この二つが組み合わさることで、効果的な防音対策を行うことができます。例えば、トンネル中での車の走行音やお風呂場での声は外よりも音が大きく聞こえます。遮音性能があるため外部への音漏れは防ぐことができても、吸音しないため音が反響することで増幅して大きな音になっているのです。

こうした反響する環境ですと、音は逃げ道を探して少しの隙間から一気に外へ出ようとするため、トンネルの出口やお風呂場の窓の隙間などから音が漏れて外に伝わってしまうのです。そのため、遮音材のみでは返って逆効果になる場合も少なくありません。

住宅などで言えば、部屋内でスピーカーを使った音楽鑑賞をする場合、部屋の壁は基本的に吸音性能が低いため反響によって音が大きくなり、隣の部屋へ影響を及ぼしてしまいます。SHIZUKA Stillness Panel SSP Eシリーズは高い吸音性能を持つため、部屋の壁に貼ることで音の増幅を低減することができます。反響しないため音楽もクリアに聞こえるようになり一石二鳥です。

次回は実際の施工写真もとに事例をご紹介します。

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